目黒にあるギャラリーコスモスで開催の写真展に行きました。
IN INDIA 1971→ 俺の始まり 半沢克夫写真展
モノクロのプリント、久しぶりにアナログのたくさんの良い写真を見せて頂きました。
2013/4/16-28まで。
フォトグラファー武井里香のブログ。筆不精なので、たまに更新します。
フォトグラファー武井里香のブログ。筆不精なので、たまに更新します。
目黒にあるギャラリーコスモスで開催の写真展に行きました。
IN INDIA 1971→ 俺の始まり 半沢克夫写真展
モノクロのプリント、久しぶりにアナログのたくさんの良い写真を見せて頂きました。
2013/4/16-28まで。
ここ数週間、和菓子の撮影。
和菓子には作る人、昔食べた人、それぞれの物語があります。
山奥でご夫婦二人で作っている和菓子。
温かいお手紙を添えてくださいました。
また、古くは源義経が食したという透き通る琥珀色、シンプルな甘さのきれいな飴。
義経は鎧でお椀で日本酒を飲んでいると思いきや、飴を好んで食べていたんだ。
他にも様々なストーリーがありました。
それを聞いたら、食べる前から’なんておいしいんでしょう’。
ますます日本びいきになります。
日本人で良かった。
今回の香港旅で行ったお店の覚え書き。
お店で料理の写真を撮ってもあまり美味しそうに見えないので、写真はありません。あしからず。
*八珍
オーガニックの食材が売っているお店。東京の方が種類も多いし、良いものがあるけど、このお店、なんだか楽しい。
中華料理用のソースとか、そんなものが手に入る。
こういうお店ができたということは、香港にもオーガニックにこだわる人が増えたということかしら。
*Nha Trang Vietnamese Restaurant
ベトナム料理のお店。
東京では食べられないような本格的なメニューがある。何を頼んでも美味しい。
私にもう一つ胃袋があればもっといろいろ食べられるのに!
いくつかお店があるが、セントラルにあるお店は昼には行列ができる。ハーバーシティのお店は比較的空いてるけど、予約した方が良い。
*明閣(Ming Court)
今回初めて妹の夫に連れて行ってもらった中華料理のお店。
こんなに上品な高級中華はふだんの香港旅ではまず行かない。
といっても、値段は横浜中華街できれいなお店で食べるのと同じくらい。
どれも美味しかったけど、中でも心に残る味は’松露腐皮素燴’というメニュー。そうめんで包んだ餃子みたいなものの中にトリュフやら、きのこやら、いろいろおいしいものが入っている。うまみ成分の固まりだわ。そしてサックサクの食感。
*竹園海鮮飯店
ここも初めて。尖沙咀にもあるらしいけど、Causeway Bay付近のお店に行った。
マテ貝、ホタテ貝、の蒸し料理がおいしい。中でも、シャコを素揚げにしたものが絶品。シャコってエビよりおいしいかも。
今回の香港、心に残るお店でした〜。
大原浜でお祭りがありました。
「自分の家もまだできていないのに、お祭りはまだ早い、とお祭りを真っ先に反対したのは自分だった」とお祭りの準備に片付け、いちばん働いていた人が最後に言っていた。
そして、「やって良かった」と。
ここに住む人達はどんな気持ちでこのお祭りに望んでいたんだろう。
改めて、この震災、そしてその後を想うお祭りでした。
土曜日、久しぶりにタレントさんの結婚式の撮影。
会場には映画バックトューザフューチャーのデロリアン。
大学生のとき、このエタノールの入ったピペットを両手に握り、「せいの!」で後ろに走りながらエタノールを垂らし、そこに友達に火を付けてもらってデロリアンのタイヤの軌跡を青い炎で再現した。
先輩にものすごく怒られたな。危ないから。
ところで、このデロリアンはどうやって会場にやってきたのかしら?
もしかして?
マリリンが死んでしまった。
マリリンは下田の家の近所に住んでいる、サザエのおばさんが飼っていた犬。
私が下田に行った12月31日。着いてしばらくしてからだ。
今まで、死んでしまった動物の写真は撮らなかった。
それはいけないことのようだったから。
死んでしまった動物は無防備に力が抜けていて、まるで熟睡しているようで、すごく愛おしい感じがする。
それが知っている子だとなおさら悲しい。
これを撮るのは、いけないことではないのかもしれない。
死ぬことはいけないことではないから。
サザエのおばさんは今までもたくさんの犬を飼っている。
元々いた子、ここで生まれた子、拾われて来た子。
しろ、小次郎、武蔵、ジュリー、まき、あき、サブ、モト、そしてモトの子供たちのミミ、モモ、ちび、そしてマリリン。12匹が一緒に暮らしていた。
ほとんどが天国へ行ってしまって、今は武蔵とミミ、モモの三匹になってしまった。
マリリンを骨だけにしてもらった。
そして、いつも遊んでいた海に離してあげた。
神様、どうかマリリンが道に迷わずに、一緒に暮らしていた家族の元に行けるようにお導き下さい。
マリリンが寂しがらないように。
スタジオのお隣の料亭が取り壊され、しばらく大きな空地になっていたので、日当りの良いところを私の庭にしてハーブを植えていました。
時々だれが頼むのか、いつの間にか芝刈り機が入り、雑草がなくなるけど、私のハーブだけは避けてくれてました。
感謝。
どんどん根を張り、花が咲き、本当に楽しい。
9月には菜の花の種をまき、来年の3月には菜の花が一斉に咲くのを楽しみにしていました。
ところが、この前、突然重機がそこに入り、整地して、あっという間に駐車場にしてしまった。
なんとか、ほとんどのハーブは妹が救出してくれたけど、ローズマリーだけが救出できず。
いつかはこうなると思ったけど、建物は決まらないから駐車場にするなんて、味気ない。
毎日その空き地をのぞくのが楽しみだったけど、そんな私の楽しみもひとつなくなってしまった。
救出したハーブはもう小さすぎる植木鉢になんとか収まっている。
広いところを経験したからね。狭いよね。
今度はもう少し大きな植木鉢にしてあげよう。
先日、友人の書家の方から手紙を頂きました。
’家財道具の一切を整理し、寝袋と何冊かのもう一度読みたい本を持って、元旦から歩いての旅に出ます。そのまま果てるつもりです。その前に展覧会をやります。’
こんな内容の手紙でした。
展覧会の場所は手紙にはありませんでしたが、別の方からお便りを頂き、もしや最後のお別れになるかも、と展覧会に伺いました。
こんな風に人と会うとは、何とも言えないものです。
また会いましょう、のあいさつはしません。
戻るかどうか、またお会いできるかわかりませんから。
その友人が言いました。
「もうこの家の風呂に入るのはあと何回かな、食事をするのは、この方とも二度と会えないのかな、と思うと全てが愛おしくなります。」
他にもいろんなお話をしました。
私が言ったこと、したこと、良く覚えてくださっています。
何かに記録しているのかと思うほど。
マメな方なので、本当に記録しているかもしれません。
(そして、私の知る人の中でおそらくいちばん手先が器用!)
この人と話していると、私はなんて乱暴な生き方をしてきたんだろう、って思います。
もっとていねいに暮らそうと思います。
この方からいろんなことを教えて頂きました。
感謝の言葉もお伝えできないままですが。
連休を利用して再び嶽心荘へ。今回はプライベートです。
そして、朝起きたら初雪。
紅葉の上の雪がきれい。
お庭からの景色。奥の山にはすでに雪が被っている。
嶽心荘のお風呂。源泉かけ流しでずっと流れている。なんて贅沢!
近所の池田さん宅。こちらのお宅は古民家を再生して、週末はギャラリーにしている。池田さんは組木細工の作り手。
作った組木細工を昔の瓦や樽を利用したオブジェと一緒に飾っています。
ここでは組木細工の体験もできる。
どれくらいでできますか?
30分くらいかな。
では、やります。
と言って、工房に入ること3時間。結構上手にできて楽しかったです。
地獄谷にも行きました。
お猿さんにとっては天国だね。
毛繕いをしてもらって、うっとり。
もはや、人間にしか見えない。
中国人の知人からある日、一本の電話。
「ダライ・ラマに会いたいですか?」
「会いたいです。」
「写真とビデオ、撮ってくれますか?」
「喜んで」
その後、2週間ほど前にダライ・ラマ法王日本代表部事務所の代表の方とパスポートのコピー持参で面接。
そして当日はパスポート持参で指定のホテルへ。
たくさんのSP。
ホテルの警備も厳しく、まるで空港のようなボディチェックを受け、大きな広間へ通されました。
それにしても、ここまでがあまりにもスムーズで本当にお会いできるのかしら?とここに来ても半信半疑でした。
広間には20人ほどの中国の方。
日本に住んでいる方もいましたが、この日のために中国本土から来た方も。
そこにいた中国の方とおしゃべりしながら待っていました。
「日本ではダライ・ラマのことはなんて言うの?」
「ダライ・ラマさま?法王様?かな」
「ラマはすでに敬称の付いた言葉。さまはいらないよ」
「なるほど」
そんなお話をしていると・・・現れました。
ダライ・ラマ。
中国語で話されていたので、何を言っているのかはさっぱりわかりませんでしたが、そこにいた方とできるだけ多くの人に話しかけようとされていました。心の温かい方。
お話が終わった後、たくさんの人が握手を求めていました。
その光景はまるで人気アイドルの追っかけみたいです。
私も握手してもらおうと思ったけど、イソギンチャクのように次々と手が出てきて、なかなか握手ができない。
このギャップがおかしくて、思わず妹に写真撮ってもらいました。
最後は握手してもらいましたよ。
ダライ・ラマがお帰りになった後、みんなで写真を撮り合ったりして、送ってね、というやりとり。
なんだかみんなニコニコしていて、すごく幸せそうでした。
ラマ様、ありがとう。
私はこれをきっかけにチベット、チベット仏教にとても興味がわきました。
そこでちょっと調べてみると、私が最初に面接を受けたダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイト。
単なる’こんな組織がありますよ’という名刺代わりのサイトかと思いきや、
チベットのこと、チベット仏教のこと、ダライ・ラマのことなど、ものすごい情報量です。
一度アクセスしてみてください。