そういえば昨日は父の誕生日でした。
偶然遊びに来た友人が父に思いっきりHAPPY BIRTHDAYを歌ってくれました。あの曲って、ひたすらHAPPY BIRTHDAYなのに、ちゃんと歌ってくれるとかなり良いね。

これは香港のピークに行ったとき。
香港は何度も行ったけど、ピークはこの時が初めて。
気持ちの良いところでした。
このときランチタイムで、なかなかタクシーが捕まらず、街中に帰れなかったのです。
とにかく歩いていると、親切な香港の人がここではタクシーは乗れないよ、と一緒に30分近く歩いてタクシーに乗れるところまで案内してくれました。

香港の人はとても親切。
ご飯を食べていると話しかけてきて、最後に「良い旅を」と言ってくれたりします。
香港がさらに好きになりました。
旅ってどこに行くかより、どんな人に逢うかでその旅の良さが決まる気がします。
だから、私も外国人が地図を片手に迷っていると、必ず「You need help?」と声をかけます。
そんな小さなことでこの人達はきっと日本を好きになってくれるから。

前にフィルムで撮った写真をスキャニング。
昨年香港、マカオで撮ったもの。
旅に持って行くカメラって悩むんです。Hasselは撮っていて楽しいけど、重い。暗いところでは撮れないから三脚必要。三脚は持って行かないからデジカメを持って行きたい。コンパクトデジもちょこっと撮るのに持って行きたいけど、物足りないから一眼も持って行きたいし。だけどそんなに持って行ったら旅は楽しめなくなる！
結局、一眼レフをあきらめてHasselとコンパクトデジを持参。
帰ってからフィルム現像すると、Hasselを持って行って良かったって思うんです。


マカオにて。
なんだかカメラがいろんな方向に曲がってる。

マカオ

マカオ


マカオの骨董屋さんにて
マカオは中国の空気とヨーロッパの空気が入り交じっていて、好きなんです。
向こうのアンティークの家具も色、細工がきれいですごく欲しくなる。
こんな家具が似合う家に住みたいものです。
ここの骨董屋さんは家具が手入れされていて、大切に置かれているようでとてもすてきなお店でした。
店の奥ではマフィアが別の商談をしているような、怪しげな雰囲気も最高。

今日は父の退院の日、東大病院に最後のお見舞いで記念に13階の食堂からの景色を撮りました。
天皇陛下が14階に入院されているので、SPもたくさんいて、物々しい雰囲気。
皇居から病院までの道もたくさんのおまわりさん。
美智子さまがお見舞いに来るそうです。
家族が入院するって、誰にとっても大変なことだよね。
お大事に。

いつ撮ったのか、たぶん今年の２月くらいの早朝、思い立って久しぶりにフィルム、カメラはHasselで撮ったもの。
奥に見える細い棒の建物はスカイツリー。
久しぶりのフィルムで脳みそがひっくり返りそうになりました。
フィルムの詰め方、フィルムのクセ、露出の取り方、急に思い出してとっても楽しかった。

渋柿を土嚢袋いっぱいに頂きました。
土嚢袋って被災地で土を入れているところしか見たことないから、こんな使い方もするのかとびっくり。
しかもたくさん入っている！



とにかく、機械のように、いいえ、修行のようにむきまくります。
まだまだある。
全部むき終わったら10秒ほど湯通しします。
カビが生えるのを防ぐらしい。



柿が小さくて、上の枝部分がなかったので、どうやって吊るそうかと思案。
竹串に柿を二つずつ刺して糸で吊るしました。



全部できるとこんな感じ。
これ、干してから2日目です。
美しくできてとてもうれしい。
これで２週間ほどすると食べられるそう。
それまでに干してから5日ほどで柿を少しモミモミ。更に10日目にモミモミ。すると渋が抜けておいしくなるらしい。
実は干し柿は私の大好きな食べ物。
こんなに手間がかかると、もったいなくて食べられなくなるね。

妹が10ヶ月の赤ちゃんを連れて香港から帰ってきました。
彼女は毎日キャッキャ言いながら遊んでます。
超かわいい！
猛ダッシュハイハイで追いかけられたら、もう♡。。。
あ、ピント甘い・・・。

太陽が昇る少し前。


朝、撮影に行く途中、空を見たら、こんな雲が。思わず車を止めて撮りました。
お米の収穫前で稲が黄金色で、空も稲もどちらもなびいているようです。

みんな同じようなレンズを持っている集団に遭遇。
鳥の写真を撮っているそうです。私のレンズを見て、みんな「それじゃあ、ムリだよ。」って顔をしてました。
いえいえ、通りすがりですから。

イチジクを見ると、スペインに行っていた時に良く道ばたのイチジクの木を見つけては食べていたのを、乾いた大地の景色と一緒に思い出します。
甘くて美味しかったな。イチジクが大好きになりました。
種類が違うらしく、岡山のイチジクは熟れると実が割れて来るそうです。

柿の木山の一番上にあった柿の木の神様です。
こんな大きなのは初めて見ました。立派な木でした。

ここは柿の木の里。干し柿を作り始めていました。
干し柿も私の大好物。
今日は美味しいものばかりの一日です。

美星町からの眺め。
美星町とは、星がきれいに見えるからついた名前のようで、日本の三大星がきれいな町に選ばれたそう。
星にはまだ早い時間でしたが、山が幾層にも連なっていて、幻想的な景色でした。

コスモス畑に行ったら、かわいい高校生カップルを発見。

帰り道の橋の上から夕日を撮って、帰りました。

観光協会のお仕事で岡山に行ってきました。

岡山の笠岡市の奥の方へと車で向かいました。
山道を抜け、川を渡り、市内から一時間ほどかな？ある集落へとたどり着きました。

くっきりと晴れた空に月が出ていました。左上の空にぽつんと見えるのが月。ゴミではありません。

さらにしばらく歩くと、岡の一番上の家。これが香さんというおばあさんの家。
手前の畑は全て彼女が育てています。

これ、きび団子を作るきびの実です。桃太郎の岡山ですから。
吉備って書くらしい。

このとうがらし、彼女の家の入口に生えています。
自然に生えて、水や肥料をあげているわけでもなく、実をつけています。
香さんは「どこんじょう唐辛子」って呼んでました。

家からの眺め。空気の澄んでいる時は海まで見えるそうです。

家の中に入ると、庭に咲いていたお花が生けてありました。「私はお花が好きなのよ」と香さん。バランス考えて生けてある！
それにしても、採れた野菜を収穫したり、干したり、料理したり、本当に毎日大忙し。
それでも、この余裕。

庭で採れたお芋で作った焼き芋ごちそうになりました。おいしくって、二本も頂いちゃった。

この腰まである壷にいっぱいの梅干し。
梅が何個って言ったかな？とにかくすごい数です。これ、お一人で漬けたそうです。
しかも、塩しか使っていないのに、あまり塩辛くなくて、瑞々しくて、こんな個性的でおいしい梅干し初めて！
ごちそうです。
こんな美味しいものを作れる人は賢くてセンスの良い人。
この梅干しを一粒頂いて、一気に香おばあさんのファンになりました。

納屋の中もなんだか良い感じ。

この方が香さん。
よくおしゃべりして、よく笑うかわいい方です。
築200年の家に住んで、広大な畑で野菜を育て、何も不自由はしていない、って。