観光協会のお仕事で岡山に行ってきました。
岡山の笠岡市の奥の方へと車で向かいました。
山道を抜け、川を渡り、市内から一時間ほどかな?ある集落へとたどり着きました。
くっきりと晴れた空に月が出ていました。左上の空にぽつんと見えるのが月。ゴミではありません。
さらにしばらく歩くと、岡の一番上の家。これが香さんというおばあさんの家。
手前の畑は全て彼女が育てています。
これ、きび団子を作るきびの実です。桃太郎の岡山ですから。
吉備って書くらしい。
このとうがらし、彼女の家の入口に生えています。
自然に生えて、水や肥料をあげているわけでもなく、実をつけています。
香さんは「どこんじょう唐辛子」って呼んでました。
家からの眺め。空気の澄んでいる時は海まで見えるそうです。
家の中に入ると、庭に咲いていたお花が生けてありました。「私はお花が好きなのよ」と香さん。バランス考えて生けてある!
それにしても、採れた野菜を収穫したり、干したり、料理したり、本当に毎日大忙し。
それでも、この余裕。
庭で採れたお芋で作った焼き芋ごちそうになりました。おいしくって、二本も頂いちゃった。
この腰まである壷にいっぱいの梅干し。
梅が何個って言ったかな?とにかくすごい数です。これ、お一人で漬けたそうです。
しかも、塩しか使っていないのに、あまり塩辛くなくて、瑞々しくて、こんな個性的でおいしい梅干し初めて!
ごちそうです。
こんな美味しいものを作れる人は賢くてセンスの良い人。
この梅干しを一粒頂いて、一気に香おばあさんのファンになりました。
納屋の中もなんだか良い感じ。
この方が香さん。
よくおしゃべりして、よく笑うかわいい方です。
築200年の家に住んで、広大な畑で野菜を育て、何も不自由はしていない、って。