今日は打ち合わせに日比谷公会堂へ行きました。
なんて寒そうな景色。
この売店、前からすごく気になっていました。
公会堂の一階入口。
日比谷公会堂の一階は今、カフェになっていて、こんな蓄音機が置いてあります。
この蓄音機、当時は家が三軒くらい買えてしまうくらい高価なものだったそうです。
このマーク、見覚えが。
この犬の名前はニッパーっていうらしい。His Master’s Voice(彼のご主人の声)って書いてあります。このマークはニッパーが亡くなったご主人の声を聴いている絵だそうです。
この’His Master’s Voice’があの量販店のHMVの由来。でもビクターのマークでもあります。元々ビクターは蓄音機を作っていたようで、HMVと元は同じ会社だったようです。
レコードは何回も聴くたびに摩耗して音が変わってしまう消耗品だそう。なので、気に入った曲のレコードは2,3枚買って、一枚は普段聴くために、もう一枚は予備、もう一枚はキープしておく、なんて人もいたとか。
そしてこのレコードの針も同じく消耗品だそうです。
音がとても柔らかい。一曲かけるごとに違う音になるかと思うとちゃんと聴き入ってしまいます。美味しいコーヒーを入れてくれるお兄さんもいます。近くを通ったら一曲聴きに行くのもいいかも。
フォトグラファー武井里香のブログ。筆不精なので、たまに更新します。