映画デザートフラワーを観ました。
ソマリア出身のスーパーモデルのワリス・ディリーの自叙伝的映画。
彼女はずいぶん前にItalian Vogueに載っていたのが印象に残っていた。
映画の内容は13歳でお金のために結婚させられそうになり、ソマリアの砂漠を歩き続け抜け出し、ロンドンに渡る。路上生活を続け、ある時ファッションフォトグラファーにスカウトされ、スーパーモデルになっていく、、、。彼女の都会での生活の背景に何か彼女の中に隠されているものが見え隠れする。最後に、彼女がずっと隠していた事が明らかになる。彼女自身、周りの人物がとても魅力的に描かれていて、テンポの良い映画でした。だけど、最後のシーンはそんな現実がまだあるのか、と女性にはあまりに衝撃的な内容でした。この映画はこの最後の事実を伝えるために作った映画なのでは。この映画をきっかけにアフリカの多くの女性が救われるようです。
フォトグラファー武井里香のブログ。筆不精なので、たまに更新します。