7月中旬にボランティアなんて大それたことはできないけど、津波の被害のあった大原というところに行きました。
あれから4ヶ月経ったころです。
かつては持ち主に大切にされていたであろうモノ達が雨風にさらされたまま、津波の跡と生活の跡を色濃く残し、
言葉以上のものがそこにはあります。
それを写真におさめるのは、そこで暮らしていた人々にも、
そこにあるモノ達にも立ち入ってしまう気がして、撮ることはできませんでした。
そして、この夕日。
私の背中には悲しい景色が広がっているのに、こんなに穏やかな海がありました。(続く)
フォトグラファー武井里香のブログ。筆不精なので、たまに更新します。